Keizai

Economics and Finance etc.

2020-01-01から1年間の記事一覧

支出乗数の方程式 その2

政府支出乗数と課税乗数の違いはIにある。 1/(1-b) - b/(1-b) = (1-b)/(1-b) = 1 mpc = 0.75の場合 1/(1-0.75) - 0.75/(1-0.75) = 1/0.25 - 0.75/0.25 = 4-3 = 1 したがって、ケインズにとってバランスの取れた予算刺激策を実行することが可能。 政府支出が$…

支出乗数の方程式 その1

製品市場における所得の均衡レベル, Y = E Y = C + I + G Y = a + b(Y-T) - I + G Y - bY = a - bT + I + G Y = 1/(1-b)[a - bT - + I + G] 1/(1-b) = Multiplier [a - bT - + I + G] = Autonomous expenditure exponents ※Y=Eであればどの位置でも曲線は45°…

最も人気な美女に投票せよ

ケインズの投資関数は以下の公式によって表される I = f(¡, π, Exp) Animal Spirit ケインズは雇用・利子及び貨幣の一般理論において用いられた用語で経済活動における非合理的な行動のことを指す。現実的に不確実な状況の中で感情に左右されて行われるもの…

スイス時計のDEBUTは小さい一歩

先月、誕生日ということでスイス時計を自分で買ってきた。 swatchといいあまり高くは無いが、嗜みとして付けている以上 これもある意味大事なprivate investmentである。 残念なことに購入した銀座店・スウォッチビルは閉業してしまったらしい。 パンデミッ…

本当のお台場を観察

都民でもなかなか通う機会すら無いお台場の由来の地へ行ってきた。 学生の特権を使い、友人と夜通し遊び尽くした後のことである。 本当のお台場 お台場海浜公園駅からレインボーブリッジ側へ歩いていくと、その孤島へたどり着く。 もはや、お台場の名の所以…

説明

当ブログ(= Keizai)運営者: 著者の簡単な経歴: 99年、東京生まれ。

古典派とケインズ経済学における投資ボラティリティ

古典派経済学における投資ボラティリティ 古典派経済学において投資期待のボラティリティは需要の影響という観点において不安定である。 つまり、金利における関連した動きが貯蓄、消費、投資において相殺されるからである。 ケインズ経済学における投資ボラ…

クラウディングアウト

本稿ではクラウディングアウトについて分析していく。 クラウディングアウトの定義 簡単にいえば政府が資金需要を賄うために大量の国債を発行して、民間資金需要を抑制させることにある。 その裏では市中の金利が上昇している。 古典派経済学においては公債…

神は細部に宿る

パンデミック期間中、ますます自宅にいる機会が多くなったため 自宅での学習兼ネットサーフィン用として東プレのリアルフォースを購入。 また、このキーボードの打鍵感が頗る気持ち良い。 どうやら静電容量無節点方式らしいが、そこまでの細かな違いはわから…

貨幣の流通速度

貨幣の流通速度の公式 貨幣の流通速度は一年ごとに市場においてお金がモノとサービスをどれくらい消費したかを平均値で算出する目盛りである。 公式は以下のように定義される: V = (P*Y)/M 交換方程式においては、 M*V = P*Y 貨幣需要に関しては、 M = (1/V…

フィッシャー方程式とその効果性

フィッシャー方程式の確認 フィッシャー方程式(=Fisher equation)は以下のように定義づけられる。 実質金利 = 名目金利 - 期待インフレ率 よって、 r = ¡ - π^e となる。 この式の項を交換すると、 ¡ = r + π^e となる。 つまり、期待インフレ率が上昇すると…

フィリップス曲線の分析

フリードマン・フェルプス御考案のフィリップス曲線(Philips Curve)について軽く考察していく。 フィリップス曲線の前提確認 ・長期と短期のフィリップス曲線がある ・短期は失業とインフレーションのトレードオフ ・長期はそれらのトレードオフが存在しない…

貨幣需要と流動性選好理論 〜ケインズ経済学〜

ケインズ経済学における貨幣需要は大きく分けて3つ存在する。 それらについて簡単に考察していこうと思う。 Transaction Motive 文字通り取引動機である。個人は取引の為に貨幣を所持し、必要に応じて取引を行う。 Medium of exchangeの法則である。しかし、…

BOS-NYC間の小旅行

機会があり家族とボストンーニューヨーク間を小旅行。 ボストンといえばシーフード。ボストニアン・シーフードといえばロブスターである。 ホテルのフロントへ尋ねたところ、ネプチューン・オイスター・バーがおすすめやでと言われすかさず現地へ一っ飛び。 …